電験 認定取得体験記

電験の認定取得については不明な部分がかなり多く、情報もあまりなく分からない所が大変大きいです。
今回、実際に認定取得にて電験1種および3種を取得された方から本当に貴重な貴重な体験記を送っていただきました。感謝いたしております。
また、認定取得をこれからがんばろうと言われる方は、ぜひとも参考になさってください。

2009.5.31
<電験1種認定取得体験記> aki様

平成20年認定申請に至るまでの条件

 1.受変電設備管理業通算 15年
 2.特高受電設備の維持管理業務
 3.2種取得後9年

実務経験による電気主任技術者資格取得に係る必要な内容は、3種、2種も基本的には同じだと思います。必要な書類手続き方法は、関連情報で確認して頂くとして一般需要家で2種の守備範囲を超える受電電圧17万V以上で受電する工場、施設は限定されてきます。

(電力会社を除く)私が勤務している一般需要家工場施設で受電電圧77kV,設備容量35,000kvAこの様な施設でも2種の資格でいけますが、1種認定資格取得条件として受電電圧5万V以上、実務経験5年以上の条件は満足していることになります。

そこで、受変電施設点検業者や電力会社営業関係者等 に1種認定情報の確認を致しましたが全く前例が無いとのことでした。そこで、経済産業省電力保安安全課担当部署に直接1種認定取得条件について問い合わせ致しましたところ、予想どおり電気主任技術者認定取得条件の実務内(事務処理的感触) 但し実績は極めて少ないとの事でした。

そこで将来、実務上受変電設備維持管理で1種資格が必要になる可能性は無いとしても、試験取得と異なり誰でもチャンスがあるわけではありませんので、チャレンジしてみる価値はありそうです。2種認定と1種認定の実務カウントの違いは同じ受変電設備維持管理上で何処に違いがあるのか明確には判りませんが、私の経験上から明らかに違うところがありました。

一般的には、実務経歴記載内容で電気設備技術基準、保安規定、社内基準等を遵守すると共に何々 電気主任技術者の指導監督の基〜 となりますが、自分自身主任技術者に登録している場合自分で自身を指導監督することはあり得ませんので、ここの部分が大きく実務内容として結果的には、大きな違いがありました。

後継者育成を目的に受変電設備維持管理上必要な技術的教育を、日常巡視点検の際具体的項目の中から繰り返し指導教育を行い点検記録備考欄にその内容を記載した。

具体的内容(詳細別紙)
 1.系統切り替え操作での注意事項
 2.年次点検の際電力会社事前届出内容
 3.日常巡視点検の際注意事項内容
 4.受変電設備機器突発故障発生時の対処方法
 5.設備機器異常値整定基準内容  6.電力会社技術講習会内容について社内展開。
 7.社外設備機器の安全対策事例を社内展開。

と言った内容で、通常管理業務の中で教育訓練に力を注いでいることをアピ−ルする。
後よく聞く話で、保安規定が随分古い内容のままで、現状設備機器点検基準に合わなくなっているような場合、現状調査を行い定期的に見直しを行い出来れば必要におおじて変更届けを出しておくと良いと思います。(認定申請の場合重要な判断基準となります)

以上将来チャレンジ対象となる方の参考となれば幸いです。。
<電験3種認定取得体験記>転職王様

認定を受けるまでの経緯
1.設備管理業 6年少々
2.高圧及び特高受電設備の管理他
3.高校電気科卒業
簡単ですが、上記の経歴で取得しました。必要な経験等はネット上でお調べ下 さい。

認定取得まで一番大変だった事は、実務経歴を証明する書類作成です。
500ボルト以上の設備に関してすべてリストアップし書類に記載します。
PAS,VCB,VCS,VCBTR等全てが対象となります。
ケーブル亘長から始まり、太さ、保護継電器の種類、台数とすべて記入が必要で す。
特に特高設備に関しては、スポットネットワーク受電+サブ変が10カ所程度あ りましたので、設備のリストアップだけでも苦労しました。

設備は図面および保安規定を見る事により、実務で取得を考えている方なら作成 可能かと思います。
いかがでしょうか。

これらの他、当該設備の電気主任技術者に指導、教育を受け、どのような業務に 従事したかを記載する必要があります。
具体的には、保安規定に基づき受電設備の電圧、電流等の点検を1日*回点検し たとか。
あるいは、月次点検で低圧回路の絶縁抵抗測定を行った、年次点検での継電器試 験等の実務の内容を記載します。
実務の内容は、経済産業局で頂ける書類にも記載されていますが、監督としての 業務も含まれるようです。

上記以外でも、電気主任技術者が行う保安教育を受けた内容を記載するのも良い かと思います。
これら書類を作成し、担当官の所へ持参するのですが...

以下私の実例です
担当官
 「認定取得にあたり、書類の事前チェックにより申請をスムーズに行え るようお手伝いしますが、受けられますか?」

「ぜひ、お願いします」
当然ですよね、優しい担当官でホッとしました。

以後、担当した物件数分の実務経歴証明書を作成し担当官に見て頂きました。
誤字、脱字等のチェックを受け、担当した物件に関する質問です。

保安規定の中にある、保安管理体制について説明してくださいという内容や、具 体的な日常点検での測定方法、記録内容、それらに関する問題点等の質問を受けました 。

数年経過しているので質問内容は忘れた部分もありますが、日常点検点検内容で は 例えば、変圧器の電圧、電流、および油温等の記録をしますと回答をしました。 コージェネも併設されていて、それら機関部分の整備点検をも行っていた事もあ り 並行運転に関する事項も答えました。

また、年次点検の作業手順を聞かれた事を覚えています。
たとえば停電させる手順ですね、筆記試験には出題されませんが、実務を行って 申請 する手前、答えられないと大変なようです。 聞いた話ですが。

書類の不備もなく、面接も無事おわればメデタシですね。
自身は4回通いました、3回でも通ったのですが、一部文字の欠けている部分を 修正して提出するためです。
提出時、書類には建物オーナー及び自身の所属する会社の代表印を頂きました。
待つ事2週間程度でしょうか、免状を頂きました。

実務経歴での取得を目指すまでの間、国家試験は数回受けていました。
理論、法規は科目合格できましたが、電力、機械が合格できず、最終的に国家試 験での取得は諦めました。
一応は国家試験も受けましたと言った雑談もした事を思い出しました。
受けた回数や科目合格していた事も、一応はアピールしました。
以上の内容が、皆さんの参考になれば良いですが、いかがでしたか。

参考に..
2種の実務経歴取得をした方の書類を見ましたが、実にシンプルでした。
理由は、3種を取得している場合、高圧部分の記述が不要となるからです。
特高部分のみですので、A4用紙2〜3枚で終わるようです。






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