電験3種 学習法



☆科目別の学習法☆

●理論

高度な微分・積分を用いる計算はほとんど出題されないように思います。よって買われた参考書の中で、そういった内容の部分がでてきて理解に苦しむ(高卒の方はほとんどこれに苦しみますよね)ようであれば勉強しなくていいと思います。

そういった難解な部分よりも、磁気回路や電気回路の計算(3相交流回路計算含む)に慣れておく方がよいと思いま す。特に3相回路の計算はきちんとベクトル図が書けるようになっておくと(3相交流はベクトルを理解してないと 計算問題が解けない事がある)後々エネルギー管理士(電気)の試験や電験2種へステップアップした時にも確実に 生きてきます。Y結線・Δ結線・V結線はもちろんV結線の灯動共用方式の計算などがベクトル図を描いて解けるよ うになっておくとよいと思います。

それから、回路計算が数字ではなくRとかCとかの文字だけを用いた問題もよく出題されます。従ってそういった問 題の練習も過去問などでしっかりやって慣れておく事が大事だと思います。


●電力

発送変配電分野の出題となります。こちらも範囲が広く、論述問題・計算問題のいずれも出題されます。3種は水力 の計算問題が比較的多く出題されるように感じるので、水力発電の論理出力や揚水の動力計算などできるようにしま しょう。

論述問題は水力だけでも、水車の種類や特徴・用途、水力発電設備の構造、キャビテーションや水撃作用などの各種 現象がでます。火力でもボイラの構造や石炭火力・石油火力・ガス火力の構造ほか色々、原子力も核分裂の連鎖反応 の原理とかPWRとBWRの違いや構成材料(反射材、減速材、冷却材、制御材・・・など)を覚える必要がありま す。発電だけでもこんなにあるので全て覚えるのには大変な苦労でしょう。

ですがボクは一応全範囲を一通り勉強して2回目の試験にのぞみました。電力は理解しやすく、大苦労した・・・とい う思いはないですね( ̄▽ ̄〃)

でる問題は比較的似た問題が多いように感じます。つまり過去問のなかでよくでる問題があるという事です。例えば送電の分野で言えば、鉄塔の種類(三角鉄塔とか烏帽子形鉄塔とか)を覚えるよりも、送電線に起こる各種現象(スリートジャンプ・ギャロッピングなど)の発生原因や対策なんかを覚えた方が出題率が高いです。


●機械

けっこうこれで苦労してる人が多いですね!機械は計算問題がけっこう内容が多く理解しづらいからだと思います。(ボクは結構機械すきなんですけど-(* ̄∇ ̄)ノ)

ボク流攻略法紹介します!まず、出題範囲ですが、電気機器、パワーエレクトロニクス、電動機応用、照明、電熱、電気化学、電気加工、自動制御、メカトロニクス並びに電力システムに関する情報伝送及び処理があると思います。大学とか大学院卒業の方なら全範囲を学習・・・とかも可能なのかもしれませんが高校のボクでは到底全部学習&理解は不可能です。

そこで狙いを絞ります。まず全問題の中で出題比率の高い「電気機器」これをある程度マスターします。これは変圧器と直流機・誘導機・同期機になります。次に照明の計算。これは公式がめちゃめちゃあるので全部理解して覚えるのはほぼ不可能です。なのである程度過去によくでる問題で難しいのはやめて簡単めなのだけ勉強します。

それから電気化学。こちらも深く知る必要はありません。ファラデーの法則のへんの計算問題だけ解ければ十分です。これも昔から似たようなのがでます。それから自動制御の簡単な伝達関数が求められればそれで十分です。ラプラス変換とか応答を求めるようなそんな問題・勉強はやめましょう。出たらあきらめましょう。(あまりでませんから!)

とまあその程度の範囲をおさえて他の出題範囲はムシしてほっときましょう。それから、情報処理系得意な人はそれもついでにやったらいいと思います。純血の電気系の人は情報分野は未知の世界すぎて大変ですから勉強しないようにしましょう(大体情報処理の問題は選択問題ででますから、試験でその問題を選ばなければいいので)

それで勉強してない範囲の問題がでたらやまかんでマークシートを塗る・・・くらいな感じで!じゃないと範囲広すぎてぜったい途中やめします!!!

電気機器だけはしっかりマスターして下さい。手順としては、まず直流機を!これで回転機の基礎(トルク・出力・損失のあたり)を押さえてください。以降の同期機や誘導機も考え方は同じです。また、直流機の計算問題は等価回路図を自分で書けるようにしておけば普通の直流回路の計算と同じですごく簡単ですから確実にマスターしましょう!!

次に変圧器をやってください。ここでも変圧器の等価回路図を書けるようになりましょう。(1次回路2次回路を含めた形で)そして計算問題をがんばって下さい。変圧器は効率の問題が頻出されますからよくおさえておきましょう。

次は誘導機です!直流機で学んだ回転機の基礎が役立ちます。また誘導機は等価回路的には変圧器とまったく同じように描けるため、変圧器の知識も活かせます!つまり誘導機も勉強をする前からある程度の知識が身についています。これに交流回転機の知識(交流電源での回転機の回転数の計算など)を付け加えれば誘導機もマスターできます。

最後に同期機です。誘導機で学んだ交流回転機の知識を活かせば比較的理解しやすいと思います。

以上のような段階をふんでいけば電気機器はけっこうできるようになります。これも詳しく勉強していてはとても追いつきませんから、過去問でよくでるようなのを繰り返し練習してください


●法規

法規は法律を覚えるばっかりかと言えばそうでもありません。なんと計算問題もでます!需要率とか負荷率・不等率なんかは確実におさえておいた方がよいです!それから法律を覚えましょう。交差する電線相互間の距離とか家屋と電線の距離とか電話線との離隔距離とか、あんなのがかなりわからなくなります!絵の書いてある参考書でイメージ的に覚えましょう!(これだけシリーズ法規がおすすめ!)


●使った参考書

○これだけシリーズ○(電気書院)

  これだけシリーズ これだけ理論

  これだけシリーズ これだけ電力

  これだけシリーズ これだけ機械

  これだけシリーズ これだけ法規

このデザイン懐かしい・・・これだけシリーズはほんと使いました。一番おすすめは法規です。図入りでかなり理解しやすいです。高校で受験したため、学校の図書室のを借りて使いました。高いので全部揃えるのはムリですし、短期間で読むのもムリですけどボクは2年かけて全部やりました。2科目ずつやりました。これだけシリーズは内容が濃い(機械とかかなり高度だったので読破してないです)ので2種の内容にも使えたりします。理論も基本から学べます。電力も理解しやすいです。
けっこう充実の内容なので個人的には勉強するのはこれだけシリーズがおすすめです!!


○なるほどナットクシリーズ○(オーム社)

  絵とき電験三種完全マスター 電気数学 なるほどナットク!

  絵とき電験三種完全マスター 電力 なるほどナットク!

  絵とき電験三種完全マスター 機械 なるほどナットク!


こちらはボクの好きなオーム社の参考書です。電力・機械は1年目落ちたのでさらに詳しくやろうと思って買いました。結局内容が多すぎて機械は全部は読めなかったですけど、やっぱし、字と式がいっぱい書いてあるよりこの本のように絵が多いのが理解しやすいです。高くてぶあつくて難しくて字ばっかりの電気書院(これだけシリーズは除きます( ̄▽ ̄〃))の本よりオーム社が好きですね。


<使った参考書でおすすめできないもの>

  新制度対応―新電験第3種予想問題Mテキ(電気書院)

これは、上で書いてる「高くてぶあつくて難しくて字ばっかり」がかなり当てはまります。4科目に対応してるんですがわかりにくく内容が充実してはなく(4科目詰め込んでるので)、学校の先生が最初にこれを買えっていうから受験者全員買ったんですけど、間違いもすごく多くて不評で不評でってシロモノです。こんな堂々と批判してるとやばいですけどこれは買わないように注意しましょう・・・


●総合的に

とまあいろいろ書きましたが、結局言える事は範囲が広すぎて全部はできないという事です。だから1度に全部学習しようとすると必ず挫折します。それから参考書を最後まで読むと最初の頃の内容は忘れてます・・・

だからいっぺんにやろうとせず、少しずつ少しずつ。。。1年で2科目をめざしてがんばりましょう。

それから最近の問題は年々難易度が低くなりつつあるように感じます。特に昭和の問題なんかはかなり難しいです。なので過去問をやる時は平成のものからやる事をおすすめします!(余裕があれば昭和も手をのばしてみてください!)





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