2021.09.03最終更新
電気技術者の部屋TOP  電気主任技術者(3種)

第3種電気主任技術者(電験3種)試験 受験案内

電験3種の概要

 電験3種とは「第3種電気主任技術者試験」の略称です。この試験に合格すれば「第3種電気主任技術者免状」が交付されます。この免状を取得しますと電気主任技術者の選任を受ける事ができます。電気主任技術者の職務としては、全国にある電気設備の「保安監督」という仕事ができます。

 法令によって事業用電気工作物(発電所や変電所、工場、ビルなどの受電設備や配線など電圧600Vを超える電気の設備)を設置する電気事業者は電気主任技術者を選任する必要がありますから、主任技術者免状を持っている人材が必要となるわけです。事業者は電圧や設備の内容により、第1種〜第3種の電気主任技術者免状を持つものを選任します。

 第3種で保安監督のできる電気設備は電圧50000V未満の電気設備(5000kW以上の発電所は除く)に限定されます。



受験資格

 学歴、年齢、性別、経験等何も制限ありません。
 誰でも受けられます。

試験日程

試験日


  • 8月末〜9月上旬頃 日曜日 

試験時間(令和3年度版です)

  • 理論:午前9時15分〜午前10時45分(8時55分までに集合)
  • 電力:午前11時25分〜午後0時55分(11時5分までに集合)
  • 機械:午後2時15分〜午後3時45分(1時55分までに集合)
  • 法規:午後4時25分〜午後5時30分(4時5分までに集合)

出題形式


  • マークシートに記入する五肢択一式 

受験受付期間

 例年5月末〜6月上旬

受験料

 5,000円前後

受験地

 全国主要都市

試験内容

科目 出 題 範 囲 解答数
理論 電気理論、電子理論、電気計測及び電子計測 A問題14題
B問題3題
電力 発電所及び変電所の設計及び運転、送電線路及び配電線路(屋内配線を含む。)の設計及び運用並びに電気材料 A問題14題
B問題3題
機械 電気機器、パワーエレクトロニクス、電動機応用、照明、電熱、電気化学、電気加工、自動制御、メカトロニクス並びに電力システムに関する情報伝送及び処理 A問題14題
B問題3題
法規 電気法規(保安に関するものに限る。)及び電気施設管理 A問題10題
B問題3題
※選択問題を含んだ解答数です。
 いずれも高校電気科卒業程度のレベルです。

科目別合格制度

 電験3種には科目別合格制度(科目合格留保制度)という制度があります。これは試験の結果は科目別に合否が決まり、4科目すべてに合格すれば第三種電気主任技術者試験合格となります。

 一部の科目だけ合格した場合には科目合格となって、翌年度及び翌々年度の試験では申請によりその科目の試験が免除されます。

 要は、3年間で4科目の試験に合格すれば第三種電気主任技術者免状の取得資格が得られます。

使用可能電卓

 電験3種は四則演算、ルートの計算のために電卓が使用可能です。しかし使ってはいけない電卓があります。試験で取り上げられて悲しい思いをしないようによくよく確認しておきましょう! (詳細は、受験申込方法・受験案内をご覧ください。)
 (注)関数電卓は使用できません。
 (注)電卓の貸出もありません。

使用できない電卓の種類


  • 数式が記憶できる電卓  
  • 関数電卓  
  • 印字機能を有する電卓  


 微妙なものは避けて、”普通の電卓”を使いましょう。
 私は電験2種で使える電卓を勘違いで取上げられた事があります。

合格率

 大体50,000万人くらいが受験して5,000人くらいが合格します。
 概ね10%前後が合格率です。

合格基準

 平均点で若干変わりますが、ベースには60%以上です。全体の平均点が低いと合格ラインは下がります。合格点は科目ごとに違い、毎年理論と機械の合格基準が下がる事が多いようです。

 → 電気主任技術者試験(電験)合格基準点(合格点)と合格率をご覧ください。

試験実施機関(受験申込)

 第3種電気主任技術者(電験3種)の試験の申込みや問い合わせは以下リンク先より確認してください。受験詳細についてもかならず正式な電気技術者試験センターの案内の確認をお願いします。



電気技術者の部屋TOP
Copyright (C) 電気技術者の部屋. All Rights Reserved.