【合格体験記(電工2種)】Richard miller様

第2種電気工事士

【No.055(2010.09.17)】

何回目の受験?

 1回目

使用した参考書

筆記試験
第二種電気工事士筆記試験標準解答集 1995年・2003年・2010年版(オーム社)
テキストブックは第二種電気工事士筆記試験の徹底攻略 (オーム社)を使いました。

技能試験
新制度 第二種電気工事士技能完全マスター (オーム社)
2006年~2010年版 第二種電気工事士技能試験公表問題の合格解答 (オーム社)

筆記試験と技能試験の過去問は昭和62年から集めるスタンスです。

使用した工具

指定工具一式
電工ナイフ、圧着工具は職場の先輩から拝借。

指定工具以外でこれが大活躍した

ホーザン・P-956
技能試験2日前に届き、1時間で使いこなせるようになりました。

受験体験記

自分が第2種電気工事士を受験を始めたのは、2010年1月からでした。 本職がビルメンテナンスで、電気工事士が必須の資格でもあり取得したいと思いました。 自分は大学の電気科を卒業して筆記免除が出来る筈だったのですが、15単位に該当する科目を落としていた為、免除出来ないといきなりからハプニングでした。(笑)

でも、この時に筆記試験を勉強した事は良かったと思っています。 職場でも電磁開閉器の交換を行っていたので、ベテランの先輩から聞いたりしてました。 また、自分のオヤジも設備管理の所長を務め、電気主任技術者でもあった為、電気の事には 助けてもらいました。(技能試験などで)

最初に筆記試験勉強を始めた時は「第二種電気工事士筆記試験の徹底攻略」をテキストブックにしてノートにまとめながら、演習問題を解くの繰り返しで、この繰り返しを2回行った後に 過去問を昭和62年から始めてました。特に戸惑ったのは昭和62年辺りの問題は、図記号が異なっているため戸惑いを感じていましたが、基本は一緒と割り切り23年分の問題を解き続けていました。

そして迎えた6月6日。会場は藤沢市の湘南工科大学で受験しましたが、試験当日極度の緊張で頭が真っ白になってしまったのを覚えています。

しかし、自宅で採点してみたら50問中30問のギリギリ合格。 この時は、技能試験受けられないかと不安に際悩まされて集中出来なかったと思います。

7月5日に筆記試験の合格通知をみて安心して、技能試験に切り替えました。

技能試験は2010年1月から筆記試験と同時に開始し、最初は結線図を理解する為に「第二種電気工事士技能完全マスター」の過去問題と(昭和61年~平成17年)の単線図を結線図に直す練習を手が痛くなるまで練習。さらに第二種電気工事士技能試験公表問題(平成18年~21年)の候補問題の単線図も練習しました。何回描いたか忘れる位練習したと思います。

2010年4月から、材料と工具を揃え昭和61年~平成21年に出題された過去問を練習しました。
過去問の練習の他に、2006年から2009年の間に出題されなかった候補問題を繰り返し練習。

このやり方にはオヤジからのアドバイスで「過去問に出題された問題を練習することは圧着端子の取り付け、被覆など技能を身につける為」だったのです。

技能試験で練習した過去問は手が痛くなる位で、いつのまにか面白みを感じました。

2010年6月から2010年の候補問題13問を練習し続けていました。職場では宿直勤務であるため、 夜は1人で技能試験を練習するところを警備員に見られたこともありました。

特に苦しんだのは制限時間以内に出来なかった事が大きな要因でした。 電工ナイフで被覆したさい、心線に傷が付くなどが原因でした。 そんな難題を解決したのは「ホーザン・P-956」を急遽注文して試験2日前に届き、 練習を行いました。

そして迎えた試験当日の7月25日、会場はパシフィコ横浜。
会場には約3000人の受験者でいっぱいで圧倒されがちでした。
試験はじめの合図が鳴った際、会場内に材料を切る音が響いていましたが、気にせず 課題を作り続けていました。本番前に悩まされていた「制限時間内に終わる」事も ホーザン・P-956で時間を大幅に短縮出来ました。最初は45分と掛ったのですが、本番では 30分と完成させました。残り時間全てを確認でした。

そして迎えた今月の3日。インターネットで合格通知が出た時はうれしかったです。 オヤジと、職場のベテランには感謝しています。

今度は、2~3年後を目標に第1種電気工事士、電気主任技術者を目指す方向です。

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