【合格体験記(電験2種)】ハッピースマイルRENO様

第2種電気主任技術者

【No.010(2009.02.07)】

何回目の受験?

 2回目

使用した参考書

◎電験第2種模範解答集(電気書院)
 平成20年~平成7年分(口述試験から記述試験に変わってからの分を全部)※なかなか昔のはなくて国立国会図書館でコピーしてもらいました。これはかなりやりました。過去問を解けることでかなり自信と傾向がつかめます。

◎電験第2種一次・二次試験これだけシリーズ(電気書院)
 これだけシリーズはわかりやすいと思います。なんか持ってると安心するんだよな。一次試験はかなりやりました。しかし、二次試験は時間がなかったせいかステータス的な存在になってしまい、わからないところを調べる程度で辞書がわりだったかな…。

◎電験第2種数学入門帖 いちばんよくわかる(電気書院)
 微分・積分を理解するならこれ!エネルギー管理士を勉強するときに買いましたが重宝してます。

◎電験第2種一次試験実戦問題集(電気書院)
 法規以外は買いました。復習にはいいと思います。内容濃いですよ。

◎電験第2種二次試験直前予想問題集(電気書院)
 5回分の試験そのものな感じの問題が入ってます。かなり難しく感じると思いますが、実力は付くし、仕上げにはいいです。

受験体験記

◎2種を受けるきっかけ
 もともと高校の時に3種を受験し、運よく取得することができました。その後、エネルギー管理士(電気)を取得して以降、資格というものになかなか目覚めることができませんでした。早朝にウォーキングをしている時に、この早起きを何かに利用できないかと閃き、久々に資格試験にチャレンジしようと決意。かなりハードルをあげましたが2種に挑戦することしました。勉強を始めるとはまってしまいました(笑)

◎1年目(一次試験)
 H19年3月より勉強開始。出社前の朝2時間、昼休み30分、夜2時間の時間を使い、電力、機械、法規、理論の順にスケジュールをたて勉強をしました。やはり順調とはいきませんでしたが、根気よく毎日やったと思います。(飲み会の日以外は…)
 試験結果は、機械・法規が科目合格でした。一応、電力会社に勤めているので電力を落としたことは、かなりショックでしたね。へこみました…。

◎2年目(一次試験)
 H20年3月から電力の勉強を再開。もうすっかり忘れていて思い出すのに苦労しましたね。理論についても過去問を中心に猛勉強しました。
 試験当日は、理論の時間の短さに苦労しましたが、手ごたえはありました。問題は昨年余裕をぶっこいていた電力です。結構勉強したせいか、試験終了を待たずに退出してしまいました。
 結果は、見事に合格です。よかった。

◎2年目(初の二次試験)
 この年は一次合格だけを考えていたので、二次の勉強をするつもりなどなかったのですが、一次試験終了後に、『もう今年で決めたい!』という気持ちがふつふつと芽生え、11月末の試験日までの約3か月、みっちり勉強しました。

夜は21時には布団に入り、朝は3時に起床。出社までの3時間、電力・管理と機械・制御を半分ずつの時間に配分し、しかも過去問を1問あたり30分で解けるようにキッチンタイマーを使ってノートいっぱいに書き込む訓練をしました。同じ問題を繰り返し解く、また、解いた問題を定期的にやることで皿まわしの皿を止めることのないよう忘れを防止しました。これで万全!とは言えないものの試験日はいやおうなくやってきました…。あとはホント神頼みですよね…。

◎二次試験当日(電力・管理)
 とにかく計算問題を確実に2問とくこと。そして、論述をできる限り答えること。これを目標に勉強してきたのですが、そうはうまくいかないです。過去問が全く同じにでるわけないし。しかし、サービス問題は出るもんですね。揚水発電…こんなの出ていいの?って感じでした。

この問題を慎重に解答。次は水車の問題。わかる限り回答。やばい…あと解ける問題がない…。しかたなく電線荷重とコンバインドを選択。全く自信がありませんでしたが、書かないよりましかと思い、嘘も方便、書きまくりです。なんと見直す時間があるくらいでした。

◎二次試験当日(機械・制御)
 2種難関の最大の理由はこの科目の時間の短さ。とにかく1時間しかない。当初のもくろみは誘導電動機&自動制御を制する!でしたが、現実は巻線型誘導電動機が問1でした。小問題4問中2問はできたかな?残り1問どれにしよう…。このままじゃ落ちちゃうよ…。

一度は自動制御をやろうと解答用紙に問4と記入するものの…わかんない…やばい…どうしよう…そんな時、問2の変圧器の問題がよーく見ると、あれ?これ解けんじゃないのか?と一瞬の閃きがありました。この時、まさに勉強の成果だと感じました。小問題の1問が自信がありませんでしたがほぼ解答できたと思います。時間はやはりギリギリで、あっという間でしたが、まさしくキッチンタイマーの効力が発揮されたのだと思っています(笑)。

◎結果
 どこが良くて、はたまたどこが悪くて108点を取れたのか未だにわかりませんが、見事に『合格』です。でも、それが電験2種のおもしろさなのかもしれませんね。

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