電験2種 合格体験記

海辺のおタヌキさま様(会社員)1回目の受験で合格
■使用した参考書
・雑誌「OHM」電験2種講座→@
・「電験第2種一次試験直前予想問題集」(電気書院)→A
・雑誌「電気計算」バックナンバーの2種講座→B

■体験記
<一次試験>
@Bの問題中心で、わからなかったら3種の参考書等を調べる
ようにしました。雑誌で勉強するメリットは、1月単位に
メリハリがつくところだ思います。

受験した感触では、レベルは3種と比べてそれほど上がって
いるという感じは ありません。また理論をのぞいては計算問題
はほとんど無さそうです。

<二次試験>
やはり問題中心に勉強。それも計算問題ほぼ一本槍でBを解きました。
私が受験したH16年度は電力・管理で計算問題が4つでたので 迷わずそれらを選択。機械・制御も計算問題を選択。論述を選択 しなくて済んだのは私にとっては非常にラッキーでした。

計算問題を毛嫌いされるかた(私は論述が苦手ですが)もおられ ますが、意外と電気計算等で勉強した所の類問が出題されたと いう感触を持っています。
論述に比べれば覚えておくことは少なくて済むと思われますし、 論述自体も満点は難しいですが、まったく書けず0点ということ も少ないかと思います。

私は計算問題に集中しましたが、出題数が少ないかも知れない リスク(電力・管理)もありますので、部分点を集めてあわせ技 1本を狙うのがベターかと思います。

<おまけ>
知っている方も多いと思いますが、通常電卓で複素数(2+3j) の大きさ (√(2^2+3^2))を出す場合は、メモリは クリアの上
 2、×、×、=、M+、3、×、×、=、M+、R・CM、√
の手順で計算可能です(メモリ桁あふれ注意)。ご参考まで。

2005.10.9(No.1)


もうすぐ父親様 6回目の受験で合格
■使用した参考書
・電気書院の通信教育テキスト(会社に出資してもらった)
・過去問題(タイトル忘れた)
・「これだけ」シリーズ
他 多数

■体験記
【私の受験履歴】
1年目:一次合格、二次不合格
2年目:一次免除、二次不合格
3年目:一次合格、二次不合格
4年目:一次免除、二次不合格
5年目:冷却期間
6年目:一次科目合格(理論、電気)
7年目:一次合格、二次合格

【勉強方法】
不器用なので(だから7年もかかった)、とにかく問題を解き、数をこなすことで 頑張りました。
問題集は毎年1種類くらいのペースで買い足したので、最終的には6種類くらいの 問題集を駆使して、勉強していました。

(買った問題集に載っていない問題が試験に出ることが多かったので、次々と問 題集を買ってしまった次第です。)

私の勉強方法ははっきりいってお薦めできません。
(合格しましたが、どちらかというと失敗談のような気も・・・)

多少頭が悪くても、努力と根気で何とかなる、ということは証明できた気がしま す。

それから、年をとると記憶力が悪くなるということも実感しました。初期は一発 合格していた一次試験も、6年目は科目合格だったので。
二次試験も、初期は文章問題を中心に勉強しましたが、歳とともに計算問題を指 向するようになってました。(7年目=30歳)
ともかく若いうちに頑張った方が良いことは確かです。

これから受験する人の励みになれば、と思い、投稿します。

2006.3.14(No.2)


黒騎豹様 2回目の受験で合格
■使用した参考書
「電験二種実戦攻略 法規」(オーム社)
何も勉強しないで一次試験を受けたら「法規」科目だけ落ちました。それで翌 年この参考書で勉強して再度受験しました。が、その年の「法規」の問題は超ど マイナーな問題(例えば「二種免許を取消された人が再度二種免許取得の申請が 出来るまでの期間は何年か?」といった問題)ばかりが出題されて、「(免許最 申請までの期間を覚えておくことが)電気主任技術者にとってそれほど重要なこ となのかよ?他に覚えるべきことが山ほどあるだろうが?何考えてんだ出題者は ?」と怒り心頭状態で受験会場から帰ってきたことを覚えています。 (試験は合 格しました。)

上記の参考書は、(免許再申請までの期間などといった)どうで もよい事項は書かれておらず電気主任技術者が先ず覚えるべき最重要事項が必要 最小量で分かりやすく記載されています。図が多くて読みやすいです。一次試験 の「法規」は他の科目と違って、三種とは全く出題範囲が異なっています。だか ら、三種合格者でも「法規」は二種用の参考書で勉強すると良いでしょう。

電験第3種これだけシリーズ(全4巻)(電気書院)
三種受験のころから愛用しています。名著です。非常に分かり易いです。公式 の丸暗記をさせるのでなく本質的なことを理解させる内容になっています。二種 の受験勉強でも大活躍しました。

合格への近道電験二種二次試験(弘文社)
二種受験勉強のメイン参考書でした。内容が二種合格に必要最低限の量だった ので使用していました。公式丸暗記タイプの本ではなく理論的に説明されていま すが、私には説明が少し物足りなかったです。

電験第2種合格テキスト(全10巻)(電気書院)
大傑作です。このシリーズでは読者に公式の丸暗記などといった愚の骨頂をさ せたりはしません。徹底的に理論を駆使し読者に電気工学の本質を理解させてく れます。内容は非常に高度で且つ、非常に分量が多いです。とても全10巻は読破 出来ません。私は丸暗記が大嫌いなので他の参考書で丸暗記させようとしている 部分があったらこの「合格テキストシリーズ」で理論的に理解出来るまで勉強し ていました。

■体験記
公式の丸暗記は絶対にしませんでした。丸暗記は近道のようですが、いずれ行 き詰ります。 過去問の解答説明でも丸暗記は絶対にしませんでした。必ず理論的 に理解できるまで徹底的に考えました。どうしても理解できないときはその問題 を理解することは放棄しました。丸暗記するぐらいなら何も覚えない方がましだ と思っていましたから。

最初に計算問題から勉強しました。計算問題を勉強する ことで、まず、電気工学の基礎理論をマスターすべきだと思ったからです。それ からじゃないと論述問題を理論的に理解することは不可能だと考えのです。結局 、時間不足で論述問題の勉強は殆ど出来ませんでした。本番の試験では計算問題 に全てをかけました。「機械・制御」は2問とも計算問題、「電力・管理」では4 問中3問を計算問題で回答して何とか合格出来ました。

2006.3.25(No.3)
shiro様 1回目の受験で合格
■使用した参考書
電験第2種一次対策これだけシリーズ×4(電気書院) 非常にわかりやすく、試験範囲を網羅している参考書です。一冊が分厚いですが 、これを制覇すれば合格が見えてきます。 二次の論説対策も兼ねたバイブルになります。

電験第2種二次対策これだけシリーズ計算編×2(電気書院)
一次対策と打って変わって計算問題ばかり。ですが一次を突破された方々であれ ばすんなり頭に入る内容です。 計算は二次試験の大きな得点源になります。

電験第2種模範解答集(電気書院)
あまり使いませんでした。分厚すぎるため、どこに何が書いてあったか探すのが 面倒で使いにくかったです。 ですが詳しい解説が載ってるため勉強にはなるので、一度は通して解いておくべ きです。

電験第2種二次試験予想問題集(電気書院)
薄っぺらい問題集です。しかし僕の場合これが決め手になりました。H18年度、な んと電力で2問的中しています。3日ほどで全部解けるので、最後の締めにはいい かもしれません。

■体験記
電験二種は二次試験が本番です。
計算問題は訓練次第で高得点が狙えるため、これを得点源とする方も多いと思い ます。
ここでは僕自身が取ったテクニックを紹介します。

1.公式は暗記ではなく、必ず理論的に導き出すこと。
公式の本質を理解しているため、イレギュラーな問題にも対応できるようになり ます。

2.別解を考える
・単位法を用いた計算で解いてみる
・ベクトル図を用いて解いてみる
・解説に乗っていない公式で解いてみる
など。これもイレギュラー対策です。また、問題の本質を見抜く力がつきます。

3.一次で勉強したことを大切に
例えば非接地系統の地絡事故。地絡電流を計算したら大きな値になってしまった !
計算結果が明らかにおかしいことに気付くことができます。

計算問題の背景に何があるのか、これをよく考えることで論説対策も兼ねること ができます。一次試験から3ヶ月間という短い期間を効率的に使うことが勝利に近 づくための必須条件のように思います。

2007.1.18(No.4)
おかぴ様 7回目の受験で合格
■使用した参考書
「2種計算ビデオ」(電気書院)
「これだけ2次シリーズ(計算編、論説編)」(電気書院)
「2次試験徹底研究」(オーム社)

■体験記
【受験経歴】
1年目 1次科目合格(理論、機械、法規)
2年目 仕事が忙しく、未受験
3年目 1次合格、2次不合格
4年目 仕事が忙しく、未受験
5年目 1次合格、2次不合格
6年目 1次免除、2次不合格
7年目 1次合格、2次合格

今回、合格検索する前に昨年より大幅に合格率が下がっていたので、今回もだ めかなと思いながら検索すると「合格者一覧にあります」と表示されて信じられ ませんでした。2種合格にまで7年も費やしましたが、その間、合格体験者のコ メントでかなり励まされたり、役に立ったので、私の体験記を紹介して受験者の お役に立てればと思います。

1次については、3種合格の実力があれば、過去問をやっておけば類似問題が 出るので、十分に合格できますので、2次に重点をおきましょう。

2次の合格率 は1次合格者の10〜20%なので、3種や2種1次のときよりレベルがかなり 高いので、1回で受かるつもりでいかないと時間の浪費になります。(私も7年 も費やしてしまい、もったいないと悔やんでいます)

私の勉強方法としては、論説については、丸覚えでなく、箇条書きにしてポイン トを押さえて幅広く過去問題を行うことです。計算については、上記教材で3回 くらい繰り返して解けるようにすることです。

試験場では、過去問にないものが いくつか出ますが、落ち着いて分かる問題から解答していき、解答まで分からな い問題についても諦めずに分からなくても白紙でなく、分かる範囲で途中までで も良いから解答して、採点者に努力を示して部分点狙いをして他の受験生との差 別化を図ることが、今年合格できた勝因ではないかと思います。

2007.1.21(No.5)
誘導機様 1回目の受験で合格
■体験記
3種に手応えがあったため、勢いで2種に着手しました。3種試験直後から、立ち 読みして「完全マスターシリーズ」を理論⇒機械⇒電力⇒法規の順でやりこむこ とにしました。

さすがに2種になると、理論も理論らしい問題になりました。久しぶりに微分積分 しましたが、簡単な計算すら忘れていました。とにかく何度も書いて思い出すし かないと思い、ひたすらノートに計算を書きました。毎日2時間は勉強したと思い ます。

途中で、計算が面白くなってきて、昔やった微分積分の計算に寄り道して しまいました。年明けの2月になって、機械に進むことにしました。大学のとき大 好きだった自動制御からやりこみました。ラウスを思い出せばごく基本的な問題 ばかり。「マスターシリーズ」のよい所は、1次2次を区別なく網羅していると ころだと思います。結局2次試験に通らなければ、0です。

機械は、等価回路を複素数で解くことに尽きると思います。回路の形を覚えれば 、何機であるかは大差ないように思います。照明の計算は、初めての体験ですの で語句から覚えるのに時間がかかりました。計算問題は全問正解をめざして、論 説は手を抜きました。

このころになると、電験にはまってしまったため、勉強は楽しみにさえなりまし た。 1次試験までには、2次試験の問題のうち理解できるところは片付けました。

(tips)法規で、電線太さと引張耐力の穴埋め問題がありますが、いろいろな組 み合わせを覚えることは面倒です。そこで、鋼芯アルミより線の許容引張応力を390N/mm2 だとして、線径から断面積を求めて、390をかけると簡単に耐力がわかります。お 試しあれ。もちろん逆もまた真なり、です。

[1次試験]
3種同様、満点を取るつもりで臨みました。特に出だしの理論でいい感触得ること が、終わり良しにつながるという気構えで、脳をフル回転させました。ところが 、非線形抵抗の電力消費問題で三角関数の足し算に、答えはわかるのに計算結果 と合わないという事態に気持ちの悪い思いで次に進みました。電力、機械、法規 とも計算らしい計算はなく、拍子抜けしました。手応え十分でした。チョコが余 りました。

[幕間]
ほったらかしになっていた非接地送電線の地絡電流(頭上の送電線からなにがし かの電流が私を通過していると思うと気持ちが悪い)やら、円筒型同期機の計算 問題などを集中的にやりました。2次試験の10年分の過去問集を繰り返し解きまし た。

発電所の管理やら見たことも聞いたこともないことは、本で読んでわかったふり をして、ひたすら計算し続けました。このとき、1種まで行くことを決意しました 。それも、受ける以上一発合格を目標にしました。

電気のそばには近寄らないこ とも決めていましたので、純粋に趣味の受験です。いままで理解できなかったテ ブナンも、地絡問題でようやく使えるようになりました。とにかく複素数の計算 を手早くやる筆力をつけることです。

[2次試験]
計算には自信がありましたので、機械は何とかなると思っていました。電力・ 管理にどれだけ計算問題がでるかが勝負です。ふたを開けると計算は3問でしたが 、送電線の損失問題はきっちり論述できました。はじめて見た燃料費問題は、増 分の意味を考えて解けました。おそらく90点程度取れていると確信しました。午 前の部で合格を確信しました。

ところが、機械が鬼門でした。誘導機の問題がありません。どきどきしながら、 まずは自動制御を片付けて、と思ったら、面倒そうなブロック線図にめまいを感 じました。特性方程式も普通の形ではありません。疑心暗鬼で終わらせました。

さて、もう一問の選択に悩みました。もとよりパワエレは捨てていましたので、 半分解けそうなサイリスタ直流機と過去問で見たおかしな変圧器しかありません 。変圧器に着手しました。落ち着いて見ると単巻変圧器の問題であることに気が つきました。解答用紙の左半分には、出題状況を図で書きました。そこには、巻 き線各部の電流等を記載しておきました。

ところが動揺が尾を引いたため、50kVA が1550kVAになることが信じられなくて、結局、入力電流と直列巻線電流を取り替 えて、むりやり間違えました。試験場を出たとたんに1550kVAが正解であることが わかりましたが、自信があった機械に3杯食わされ、落ちた、と思いました。

12月の標準回答発表までは、何度も試験問題をやり直して自己採点に努めました 。合格基準をみると合計得点が60%以上とありましたので、これはクリアしている として機械が平均点を越えているかどうかだと思いました。

[反省]
電験出題者も進化しているので、過去問だけでは太刀打ちできない。とはいえ、 誘導機は出題されないことがあっても、制御がでないことはない。自動制御を征 服せよ。とまでは言わなくてもブロック線図とはアミーゴになるべし。

2007.6.5(No.6)






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